「被暗示性テスト」が終了したら、いよいよ催眠誘導を行っていく。
まず、誰もが反応するような「誘導法」を使って催眠をかけていく。これらの方法で被催眠者が「自分も暗示の通りになるのだ」と納得すれば被催眠術性が高まり、さらに難しい暗示にも反応するようになる。なお「被暗示性テスト」で紹介した技法も「誘導法」として使えることを覚えておこう。
催眠誘導を行う際には、部屋は適温にし、被催眠術者には楽な服装で、眼鏡や時計は外し、ベルトもゆるめるように指示する。また、よりリラックスして催眠を受けられるように、体をほぐす軽い運動や深呼吸(できれば腹式呼吸)を行ってもらうとよいです。誘導にあたっては、被催眠術者が安心して誘導に集中できるよう自信をもって暗示をかけることはもちろん、一本調子にならないように注意し、落ち着いた声で静かに、優しく話しかけるように心がけよう。
誘導法
催眠術誘導による腕の上昇と下降
コツ
右手には大きな風船が結ばれ、左手には重い電話帳がのっているところをイメージさせれば被催眠者の両腕を上下に大きく広げさせる事が可能だ。
@両手を胸の前に
「静かに目を閉じましょう。そして、両手を前に出して、肘は軽く曲げておきましょう」と言い、両手をとって胸の前に出させる。このとき、右手は掌を上に向け、左手は掌を下に向ける(座ってやるとよりリラックスできる)
Aイメージを与える
右手の親指をつまみ、左手を上から軽く押さえる、「これから私の言う事を心の中で想像してください。右手の親指には大きな風船が糸で結び付けられています、左手の上には重たい電話帳(百科事典、フライパンでもいい)が載せられています」
B腕を上下に
「私が『ハイ』というと、右手が風船に引っ張られて、このように上に持ち上がって生きます、また左手には重たい電話帳の為このように下に下がっていきます」と手を持ったまま実際にやってみる。
C右手は上に左手は下に
手をAの位置に戻して手を離す。右手を左手より少しだけ高くする。
「ハイ右手が風船に引っ張られどんどん上に上がります、逆に左手は電話帳の重みでダラーンとしたに垂れ下がっていきます。」
Dさらに暗示を
「右手はもっともっと上がります、そのまま天まで持ち上がります。左手は電話帳ごとバサッと下に落ちてしまいます。肘からダラーンと下がります。ほーら両手の差がこんなにも開きましたね」
お疲れ様でした、4日目(誘導編)終了です、次で誘導法は最後です、もう半分以上終了しましたね、この調子で完全にマスターしちゃいましょう!!
初心者が7日でマスター催眠術で女の子を思い通りに はじめに
初心者が7日でマスター催眠術で女の子を思い通りに1日目
初心者が7日でマスター催眠術で女の子を思い通りに2日目
初心者が7日でマスター催眠術で女の子を思い通りに3日目
初心者が7日でマスター催眠術で女の子を思い通りに4日目(誘導編)